美術館めぐりその1〜星の王子さまミュージアム編
今日はお休み。ゆっくり寝てから、美術館に行きました。
箱根登山バスに乗車。
普段遠いと思っている場所が、箱根の中なので、30分以内で行けるのが嬉しい。
が、驚くのはバスの速さ(笑笑)
高速バスかと思うくらい速くて、結構揺れる(そう思うのは私だけ?)立ってると手すりにつかまってるのが必死です。
平日だし空いてるだろうと思ったら大間違い。春休みですもんね。
学生さんもですが、お年寄りも多く、席を譲ったら、話しかけられました→私はお年寄りから話しかけられる確率が非常に高いのである、、
闘病されている旦那様を見舞われているご婦人でした。箱根には湯治によい病院もあるのですね。とても素敵な方でした。
実は私、幼稚園の頃、おじいちゃんが伊豆に時々湯治に来ていたので、よくこの箱根の道を通っていたのです。
が、寝ていたので全然わかりません。今となれば、その当時、両親は本当に大変だったと思います。よく幼稚園が終わってすぐ飛び乗って、車で行き、泊まりがけでした。
なので、この道、何となく記憶にあります。その後も、何度と箱根は連れてきてもらったので、今回、観光は最小限にしようと思っていたのですが、、
今日行ったのは仙石原にある、星の王子さまミュージアム。
ずーっと行きたかった。
音楽座の星の王子さまのミュージカル、すり減るくらい大学生のころCD聞きました。芸術劇場で観劇もしました。
Stepsに入って、長野の市民ワークショップで、まさか全編やることとなり、ピアノのお仕事も頂きました。
横山さんの50周年コンサートでの土居さんやヒカルさんのパフォーマンスも忘れられません。
そして、先日亡くなられた石富由美子さんのことも、改めて思い出されました。薔薇の花を見た時に、とても切なかったです。
とってもゴーストの映画にも、偶然のご縁ですが出演させて頂いたので、公開前に亡くなられ、とても残念でなりません。
色々な思いで、お伺いしました。
星の王子さまミュージアムは、こじんまりとしていて、ヨーロピアンガーデンなどもあり、とても可愛らしい場所でした。
なんとなく、テーマパークみたいな感もあるし、学生さんが多かったので、どうも最初、気恥ずかしい気もしましたが、、
映像での紹介で、思わずグッときました。
そして次第に、サン=テグジュペリという作家のこと、あまり知らなかったことに気づいたのです。
後半の展示は、彼の生い立ちや、過ごした家などが再現され、私はぐーっと、ぐーっと惹き込まれました。
中でも、フランス出身でありつつ、パイロットをしながら作家の仕事をし、南米で出会った女性に惹かれ、(バラのモデルと言われています)不器用ながらも奔放に生きていく、彼の人生に惹かれました。
星の王子さま以外の著作も、読みたくなりました。
すごく印象的だったのは、一つは彼と、彼が愛したコンスエロの愛憎でした。
お土産やさんで、色々グッズを見つつ、どうもピンと来なかったのに、この二人のお話にはどうにも惹かれて、買ってしまいました。(お金節約しようと思ったのだが、どうにもうずきました)
二つ目。彼は最後、撃墜されて亡くなったそうです。
その撃墜したドイツの飛行士は、もともとサン=テグジュペリの著作を読んで育ったそうで、自分の飛行機が元で亡くなったと知り、二度と飛行機に乗らなかったということでした。