美術館めぐりその2〜箱根ラリック美術館編

のんびりしすぎて、すでに三時を回っており。

先週親友に会った時もいいよー!と言われ、実は宿の上司にもすすめられていた、ラリック美術館に。

私、正直、全然宝飾って興味なかったのです。

が、これはね!!

行ってください!!(笑笑)

星の王子さまミュージアムとはまた打って変わり、非常に静謐で、大人な雰囲気。











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ルネラリックは19世紀後半から20世紀頭に活躍した、世界的なパリの工芸家だということも全く知りませんでした。

宝飾から始まり、ガラスアート、空間アートと手がけた、アール・ヌーヴォーアール・デコを橋渡しした作家。ノルマンディー号や、オリエント急行の内装も手がけています。

昨年、ファッションモデル役を頂いた時に、イブサンローランの映画に感銘を受けたのだけれど、あの時代の素晴らしい美意識が凝縮されてます。

そして、ラリックが日本が好きだったということもあるのかもしれないけど、

その作品の前に立つと、しんとした、静寂が訪れて、何か禅の世界にも通じるような気がします。すごく透き通った場所に行けるのです。

それでいて、とても美しい。ニナリッチの香水瓶、母にもらったやつだー!と発見した時は、うれしかった!

はまってしまいそうでした。

やっぱり、仲良い人が薦めるものは、水が合うのかもしれない。

どちらも、フランス出身でありつつ、世界を飛び回り、同時代に活躍している方々。私も大好きなベルエポックの人達でした。

箱根との相性もいいのかもですね。

星の王子さまミュージアムが箱根にできたのは、私は、あの黄金色の麦畑と、仙石原が繋がったのかな?て思ったのだけど、なんと、我が埼玉の寄居にもあるらしい!
行かなきゃ!

また、ルネラリックを集めた方のお言葉には、長く林業を営んできたので、自然を愛し、花鳥風月を取り入れたラリックの作品が、非常に好きだったとありました。

星の王子さまミュージアムは、写真OKでしたが、ルネラリックはNGなので、絵葉書を載せます。







ここは、OKといわれたお土産やさんと階段からの眺め→










不思議なのは、私自身も旅の人ではあるけれど、少しだけ働かせて頂いてるので、ようこそ箱根へみたいな気持ちになっていることです笑笑

明日から、またしっかり働きます(^^)