伊勢佐木町ブルース

伊勢佐木町モールには、青江三奈さんの似顔絵つきの歌碑があります。
有名なナイトアンドデイの専属歌手だった三奈さん。横浜をよく知る彼女だからこそ、あの歌が歌えたのだと思います。

この間一人旅は、横濱ローザの観劇と、伊勢佐木町や、根岸や本牧を回る旅でした。五大さんがラストでメリーさんの姿で客席を歩いて去った時、本当にメリーさんに逢えたような気持ちになりました。

その後、伊勢佐木町を歩いていたら、GMビルの前に出たのです。不思議でした。

しかも、そこを離れたら、少しずつ灯りがともり始めました。もう少しいたら、あやしまれたと思う。早く帰りなさいと言われた気がしました。そして、その灯りをみた時、伊勢佐木町ブルースの歌詞の意味が、全く違ってわかった気がしました。

昼間でもボタンを押すと、溜め息と歌が流れてしまう。女達の物語はまだ実は終わらず、今は海外の女性も多く働く夜の街。

伊勢佐木町ブルースは、女たちの心を歌い続けています。


ご興味のある方は

舞台「横濱ローザ」

映画「ヨコハマメリー

書籍
「白い顔の伝説を求めて」五大路子

「消えた横浜娼婦達」壇原照和

写真集
「PASS」森日出男

小説
白いメリーさん中島らも

ブエノスアイレス午前零時」藤沢周

あとは秘密です(笑)