亜季への道 1 顔合わせから初稽古
私がファルスシアターのStarting Overで頂いたのは、
沢田亜季。
主人公茂樹の、恋人役。
ここまでの明るいラブコメパートの役は、久々だったので、超楽しみだった!
私でいいのか、て不安はありましたが、、
そこはキャスティング下さった遠藤さん信じるしかない!すぐに払拭して、稽古に臨むことにしました→基本、ポジティブなので笑
このブログでは、その亜季役への道を書いてみたいと思います。
☆☆☆
初めて、台本に触れたのは、読み合わせ&顔合わせの時。
思ったのは
意外とセリフや出番が少ない!→文句とかじゃ全くないです!
大勢口と話しているところは、ほぼ見えてはいけない幽霊と話をしている。
掛け合いは、ほとんど茂樹としかない!
これは、、大変だぞ!!
亜季というのは、存在自体が物語のきっかけであり。キーとなるヒロインです。
この大切なシーンの精度を、どう上げられるのか。
かなりのチャレンジだと覚悟しました。
しかも稽古は途中参加だったので、短い。
もうこりゃ、しのごの難しいことのまえに
本当に茂樹を好きになるしかないだろ、て思いました。
が
大変申し訳ないのですが
相手役の柳田幸則さんの第一印象は、
怖い!!!
だった笑
背が高くてイケメンで、芝居が出来る。きっと売れっ子さんだ。勢いがある。
それは感じた。
が、気後れなのだろうか。ちょっと強面な感じがし、自分と星も違い過ぎる人のように思ってしまいまして、、
魔笛でしばらくお休みします、すみません、ていった時も、
煙草吸ってて、ヒゲもじゃで、
あ、はーい
と言われて、こえええぇ笑
私がたまたま、ミュージカル畑で、しかもあんまり周りに煙草を吸う人がいなかったのも余計だと思います。
今となっては、ほんと、やなピーごめんねと思うんですけどね笑
魔笛が終わって、なんとか台詞入れて初参加した日は、マラソンのように、亜季のシーン。
しょっぱなから、立ち稽古。
その時、初対面だったのがタケタケ役のいからしさん。
遠藤さんが聞かれるんですよ、いからしさん、今のところどう思う?て。
そうするとね、あ、て言って、試して体現してくれるのです。
押し付けがましいことも何もなく、こうですかね?て感じで。
かつてファルスシアターの看板さんで、今はフリーだと聞きました。
遠藤さんの言いたいこと、身体で分かってる方だな、て。
以後は、ずーっと釘付けで見ていて、、
毎回毎回新しく、でも作品に沿ったアイデアを盛り込んで、絶妙のタイミングで演じられる姿勢、ほんとかっこよかった。
同じようにアドバイス下さったのは、ジャンプさん。
ミスターファルスで、私が初参加のファルスの時から大尊敬してる方です。
優しいので全然言わないけど、全部見てる方なんだろうと思う。
ジャンプさんが稽古場にいるだけで、ここがファルスシアターになる。
安心感半端ない。
不動産屋の五十嵐さんの憎めない、可愛らしさ。ジャンプさんの声で幕が開くことが、とても心強かった。
さて
話が戻るけれど、初稽古参加の夜、座組の方が誘ってくださって、早速飲みに。
亜季って重い女なんじゃないかな、て言われました。
せっかく結婚の話をしたのに、12万持って逃げた。そんな男を追いかけるなんてさ。
しかし私は全然思ってなかったことに気がついて
え?
好きだからでしょ。
理由なんかない。
絶対会いに行きますよ。
て言ったんです。
何気なく。
そしたら、旭山役の小久保英明さんが、
それだ!て言って。
その、愛が深く出るといいね、て。
コクちゃんは、舞台が終わった今は全然嘘のように感じるけれど、
その時本気で悩んでいて
俺、面白いことやってくれ!て言われてるけどさ。滑ったらどうしよう。
て言ったんです。
コメディ見に来たのに、滑ったらお客さんに申し訳ないし、俺、死にたい。。て。
私は普段、ジャンルにこだわらず出演しているし、それでも笑いがあるものに出てきました。
なのでコメディと銘打って芝居をやる事に、少し違和感を感じてたのも事実だった。
でも、この目の前の俳優さんは、コメディ俳優としてやっていきたい人で、そこに誇りを持ってるんだな、て感じました。
凄く真摯に悩んでたし、ヒリヒリしてた。
この人、ほんとに素も旭山なんだな、て思って。絶対素敵な旭山になるな、て思った。
その後、色々ワークショップをしてくれたり、その熱を教えてもらうことになり、
面白すぎる旭山に舞台で何度も殺されそうになるとは、この時は露も知らない(笑)
そして、
滑るのが怖いとか言ってんじゃないよ、て笑ってたのが、
近みどりさん。
霊媒師マサ子役で、普段は芸人をされている。
すごくあったかい。
私は、芸人さんという畑のことをよく知らなかった。が、近さんが、芸人という言葉とお仕事に、やはり誇りを持っていることも、この時知る。
後で他の方のこともですけど、じっくり語りますから笑
周りにいたのは、デラちゃんと、遠藤さんと、嶋田君。
この日の飲の場に、やなピーはいなかった。
茂樹はどんな人なのかな、て話に色々花が咲いたのだが、、
私はまだ、茂樹本人と話ほとんどしてないわ、、と思った、、
私が休んでいたからなんだよ。ごめん。
と思い連絡をしてみました。
すると、やなピーが
明日行こう!
て言ってくれた。
へ?
て思ったのが一番の感覚です。
怖い人だったんじゃなかったっけ?
私も思い立ったら即行動の人間だけど。
なんだか狐につままれたような感じのまま、
大月に行く事になったのでした。
沢田亜季。
主人公茂樹の、恋人役。
ここまでの明るいラブコメパートの役は、久々だったので、超楽しみだった!
私でいいのか、て不安はありましたが、、
そこはキャスティング下さった遠藤さん信じるしかない!すぐに払拭して、稽古に臨むことにしました→基本、ポジティブなので笑
このブログでは、その亜季役への道を書いてみたいと思います。
☆☆☆
初めて、台本に触れたのは、読み合わせ&顔合わせの時。
思ったのは
意外とセリフや出番が少ない!→文句とかじゃ全くないです!
大勢口と話しているところは、ほぼ見えてはいけない幽霊と話をしている。
掛け合いは、ほとんど茂樹としかない!
これは、、大変だぞ!!
亜季というのは、存在自体が物語のきっかけであり。キーとなるヒロインです。
この大切なシーンの精度を、どう上げられるのか。
かなりのチャレンジだと覚悟しました。
しかも稽古は途中参加だったので、短い。
もうこりゃ、しのごの難しいことのまえに
本当に茂樹を好きになるしかないだろ、て思いました。
が
大変申し訳ないのですが
相手役の柳田幸則さんの第一印象は、
怖い!!!
だった笑
背が高くてイケメンで、芝居が出来る。きっと売れっ子さんだ。勢いがある。
それは感じた。
が、気後れなのだろうか。ちょっと強面な感じがし、自分と星も違い過ぎる人のように思ってしまいまして、、
魔笛でしばらくお休みします、すみません、ていった時も、
煙草吸ってて、ヒゲもじゃで、
あ、はーい
と言われて、こえええぇ笑
私がたまたま、ミュージカル畑で、しかもあんまり周りに煙草を吸う人がいなかったのも余計だと思います。
今となっては、ほんと、やなピーごめんねと思うんですけどね笑
魔笛が終わって、なんとか台詞入れて初参加した日は、マラソンのように、亜季のシーン。
しょっぱなから、立ち稽古。
その時、初対面だったのがタケタケ役のいからしさん。
遠藤さんが聞かれるんですよ、いからしさん、今のところどう思う?て。
そうするとね、あ、て言って、試して体現してくれるのです。
押し付けがましいことも何もなく、こうですかね?て感じで。
かつてファルスシアターの看板さんで、今はフリーだと聞きました。
遠藤さんの言いたいこと、身体で分かってる方だな、て。
以後は、ずーっと釘付けで見ていて、、
毎回毎回新しく、でも作品に沿ったアイデアを盛り込んで、絶妙のタイミングで演じられる姿勢、ほんとかっこよかった。
同じようにアドバイス下さったのは、ジャンプさん。
ミスターファルスで、私が初参加のファルスの時から大尊敬してる方です。
優しいので全然言わないけど、全部見てる方なんだろうと思う。
ジャンプさんが稽古場にいるだけで、ここがファルスシアターになる。
安心感半端ない。
不動産屋の五十嵐さんの憎めない、可愛らしさ。ジャンプさんの声で幕が開くことが、とても心強かった。
さて
話が戻るけれど、初稽古参加の夜、座組の方が誘ってくださって、早速飲みに。
亜季って重い女なんじゃないかな、て言われました。
せっかく結婚の話をしたのに、12万持って逃げた。そんな男を追いかけるなんてさ。
しかし私は全然思ってなかったことに気がついて
え?
好きだからでしょ。
理由なんかない。
絶対会いに行きますよ。
て言ったんです。
何気なく。
そしたら、旭山役の小久保英明さんが、
それだ!て言って。
その、愛が深く出るといいね、て。
コクちゃんは、舞台が終わった今は全然嘘のように感じるけれど、
その時本気で悩んでいて
俺、面白いことやってくれ!て言われてるけどさ。滑ったらどうしよう。
て言ったんです。
コメディ見に来たのに、滑ったらお客さんに申し訳ないし、俺、死にたい。。て。
私は普段、ジャンルにこだわらず出演しているし、それでも笑いがあるものに出てきました。
なのでコメディと銘打って芝居をやる事に、少し違和感を感じてたのも事実だった。
でも、この目の前の俳優さんは、コメディ俳優としてやっていきたい人で、そこに誇りを持ってるんだな、て感じました。
凄く真摯に悩んでたし、ヒリヒリしてた。
この人、ほんとに素も旭山なんだな、て思って。絶対素敵な旭山になるな、て思った。
その後、色々ワークショップをしてくれたり、その熱を教えてもらうことになり、
面白すぎる旭山に舞台で何度も殺されそうになるとは、この時は露も知らない(笑)
そして、
滑るのが怖いとか言ってんじゃないよ、て笑ってたのが、
近みどりさん。
霊媒師マサ子役で、普段は芸人をされている。
すごくあったかい。
私は、芸人さんという畑のことをよく知らなかった。が、近さんが、芸人という言葉とお仕事に、やはり誇りを持っていることも、この時知る。
後で他の方のこともですけど、じっくり語りますから笑
周りにいたのは、デラちゃんと、遠藤さんと、嶋田君。
この日の飲の場に、やなピーはいなかった。
茂樹はどんな人なのかな、て話に色々花が咲いたのだが、、
私はまだ、茂樹本人と話ほとんどしてないわ、、と思った、、
私が休んでいたからなんだよ。ごめん。
と思い連絡をしてみました。
すると、やなピーが
明日行こう!
て言ってくれた。
へ?
て思ったのが一番の感覚です。
怖い人だったんじゃなかったっけ?
私も思い立ったら即行動の人間だけど。
なんだか狐につままれたような感じのまま、
大月に行く事になったのでした。