絹のお話2

秩父音頭
 
はい!ということで、正解は埼玉県の秩父です。原善三郎は、埼玉県の児玉郡、現在の神川町(ほぼ群馬との県境)の方。
 
秩父秩父銘仙で有名な所です。(そう、私が先日一人しこしこ行ったのはちちぶ銘仙館て所でした〜)
 
秩父といえば秩父夜祭り。岐阜の飛騨高山、京都の祇園祭と並び、日本の三大曳山祭と言われています。もともとこのお祭り、絹の市が開かれていたそうです。
 
横浜に伝わったものが絹とすれば、横浜から伝わったものもあります。キリスト教や、自由民権の考え方もその一つ。
 
絹の値段の暴落により、農民が一揆を起こしますが、普通のやり方と一線を画したのが秩父困民党で有名な秩父事件です。死刑者も出た、歴史に残る事件と言われました。
 
さて、絹の需要は高まり、いよいよ日本の中心産業となっていきます。
 
政府は、鉄道と国有の製糸工場をつくります。
 
絹の道にできたのは横浜線
 
八王子から富岡製糸、高崎をつないだのは八高線
 
ではもう一つ代表的な線路は?童謡で旅に出てみましょう