音楽レッスン

久々に、音楽のレッスンに行ってきました。私のレベルは、初歩の初歩ですけど、理論のレッスンです。

私は、完全に、感覚で曲やらハーモニーやら作っていたのですけど、その限界を思った時がありまして。それが、そもそものきっかけです。作曲家になります、とかいうことではなくても、現に作っているわけですからね、知りません、て言ってられなくなってきたんですね。

そしたら、まず、楽譜の書き方をやろうとアドバイスを受けました。

歌を歌うシーンでも同じです。ライブでも、楽譜のことは言われていたのですが、いったい、何でそんなに楽譜なのよ、と最初は思っていたんです。でもね、ピアニストの方にリハーサル無しで弾いていただく世界で、きちんとしていない譜面をお渡しするのが、どんなに失礼なのか、身にしみました。ライブ時のルールを別でも教えていただいて、書き直して。

これは、また違う、もっと全般のルールを知るレッスン。でも、大切なことは同じ。

それでもね、正直、今日のレッスン受けるまでは、やっぱり、単純作業、綺麗に書く、くらいにしか思ってなかったんです。

分かりました。

楽譜の中に、かくされてるルール。それをどれだけ理解してるか、知っているのか。楽譜の書き方に現れる。音楽の理解レベルを露見する。知識じゃなくて、音楽にも現れる。もし、きちんと書けたなら、読めたなら、他のミュージシャンと分かり合える。

「ここまでが、ひとやまだったんだよ。ここから、少し楽になるよ。」

と言われた。あー。よかったよー。

だってさ、真面目に本当に死ぬかと思ったんだよ。受験生か大学生並みに、机に久々に向かったよ。

前回は三月で。その間フィガロやライブがあって、かなりお休みしてしまったんですが、宿題がほんと多くて、こんだけ時間あいても、やっと終えて、レッスンに行ったというかんじ。

昨日は、完全に夏休み最終日の子ども状態で、煙が出るを通り越し、頭が鳥の巣のように燃えてました(笑)

完全に言い訳ですが、台本とか、歌とか、振りとか覚えて、ましてや舞台やらライブとかやってる時は120パーセントそちらに意識を持ってかないと、私は出来ないタチなんですね。

正直、意識を切り替えられる時に取り組んでたので、時間かかってました、、、

だんだんわかってきたのは、楽譜は製図と同じ。現に、指定されてるシャーペンは、製図を書くのとおんなじシャーペンなのだ。

頭を使うというよりは、神経を使うのね。で、そういう地道で単純で丁寧な作業って、本当に苦手なんですね、私は。

でも、もう単純作業じゃないってなんとなく分かったので、前よりもっと楽しめる気がする。

もちろんさ、これでパフォーマンスがうまくなるわけじゃーないのよ。でも、なんとなくできちゃうのよー、てことは、ちっともかっこいいことじゃないし、ちゃんと知ると、実は楽に先にいけるって分かった気がする。だから、いま苦しいけど、がんばるのさ☆