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今日、黒ちゃんと本公演の準備作業で事務所に伺いました。

制作の方は寒い中、鳴り止まない電話に対応しながら、奮闘して下さっていました。


本公演が始まる。

実感しました。

一年ぶり。

バタバタと、二転三転しながら、突入していく５月までを思いました。


客演させて頂いたり、ライブをやらせて頂いたり、幅広く自由に経験させて頂いた一年。凄く楽しかったですね。色々な場所に行って、色々な人に会って。

本公演となれば、組織の中で動く、そこで役者としての自分をしっかりと持って。

これが本来の、というか、突っ走ってきた私の姿だったなと思いました。

これしか、知らなかったという事もありますが、改めて。

単純に、いい作品を創りたいという事はもちろんですし、自分個人が役者として、いい仕事をしたいという事が一番。

でもそれと別に、ここでタッグを組んでやってる、何かを求めるのは、違うのだろうか。楽しい世界は他に沢山あるけど、専念して見えてくる何か。


このめんどくさい思いさえなければ、もっと生きやすくなるのだろう。でも、これがなくなったら、悲しすぎるし、舞台なんかやる意味ないと思ってしまう。ずっと思ってきたし、苦しかった時もあった。

忘れてはいなかったけど、久々にホームグラウンドなんだと実感しました。


自分勝手で、自己中な私が言える事ではないから、一番は自分に言い聞かせているだけかもしれません…