ベタニアのマリア

なんとか今日、絵のモデルのお手伝いで、OK頂きました。


直接、描かれる方のところにお伺いするのではなく、写真でやり取りをします。


なので、よけい手探りで、緊張するんです、、、


今回は、ベタニアのマリアという題材。


エスキリストの足に香油を注ぎ、長い髪で拭ったという女性です。


こんな感じで、というポーズのご指定はあり、聖書などを読ませていただき、あとは想像する。


前回のマグダラのマリアは、キリストの復活を初めて見たとき、という場面だったので、立っているポーズでした。


でも今回は、


足に注いだ香油を髪で拭う。


そのために髪を伸ばしていたとはいえ、やった事がない!!


もう、やってみるしかありませんでした。


いつの間にやら、家族がやってきて、足の協力をしてくれました(笑)


すると不思議なんですね。


もしこの足がイエス様の足だったとしたら、と考えると、、


自然に、かなりの低姿勢になったり。


触る時の手の感じが変わってきたり。


見る目が変わってきたり。


信仰がとても厚い方と考えたら、どんな風になるのだろうとか。


不思議。どんどん膨らみます。


役を演じる時と、似ています。


姿で表現するということ。


役者としても、とても勉強になりました。


髪はもっともっと、おそらく長い方だったんだろうな、、申し訳ないな、、

と思いながら。


キリスト教徒ではない私が、この役目をさせて頂いて申し訳ないとも思っているのですが、初めてちゃんと聖書を読ませて頂いて、言葉に力があることに驚いています。


これから、どんな絵を描いてくださるのか、とても楽しみです!