(無題)

今朝、おばあちゃんが亡くなりました。

昨日、お見舞いに行ったばかりでした。少し前に起こしていた肺炎が落ち着いて、大部屋に移って、良かったねと言っていた矢先でした。

もう、痴呆が進んでいて、話すことはできず、食べ物も自分では食べられず管が沢山通っていて。口を開けたままで、乾燥してしまうので、スポンジのついた歯ブラシで拭いたりしました。それを含もうとするおばあちゃんの力は、とても強かったのです。

父が、歯科工業の会社に勤めているので、口の中に塗るお薬を、昨日初めて持って行ったところでした。

 もともと美人のおばあちゃんでしたが、会いに行った時、本当に綺麗で安らかでした。

まだ信じられないうちに、これから長いこと会っていない親戚が集まったりする。

 命、てなんなのだろう。