深谷公演

昨日、怒涛の、深谷公演が終わりました。




深谷の雪害は甚大で、地域の実行委員のみなさんも、中止を一度は検討された中、やはり今、ミュージカルを見て勇気をもらって、復興に向かいたい、と実施してくださいました。




実行委員のみなさんも驚くほど、チケットが売れたとのことで、本当にたくさんのお客様でした。




もともと、東北の方に義援金を送ろうとされて、企画されたみなさん。


自分たちが被災者の立場になってしまった。それでも、一部は当初と同じ、力になりたいとおっしゃっていました。




開演前の、みなさんのお話で、実は板付の舞台の上で、何度もこみ上げてしまいました。が、元気をもらいたい、というお言葉で、いやいや、立場が違う。




とびっきり楽しくやろう、と。




そこから、舞台は、被災者を生きていく物語になるのですが、客席から頂くことが、本当に多い舞台でした。




今朝のコメントが、申し訳ないくらい。現実を生きなきゃいけないんだな、て思いました。




自分にとっての課題とか、初日とか、そんなこと、自分本位過ぎる。まずその原点をしっかり忘れなければ、頂いている課題もだんだんクリアできるはず。




その上を行かないと。もっともっと現実は厳しいんだ。と思いました。




終演後、とてもあたたかな拍手を頂きました。




皆さんは、お家に帰ったら、現実が待っている。




たくさんの壊れたビニールハウスを見ました。




それでも、笑顔で帰って行かれるお客様を見て、こちらが沢山のことを頂いた気がしました。




これから、ツアーに向けて、とても多くのことを頂いた初日でした。